作り置きの日

作り置きと言えば聞こえはいいですが、要するに冷凍食品大量生産の日ですよ。Ｓｔｅｐｈａｎは基本的に私達と同じ食事をほとんどしません（食べる種類があまりにも限られているから）。必然的にＳｔｅｐｈａｎ用の食事が必要になるわけです。そして毎日、大人用、子供用の食事を作れるほど、私は料理が好きではありません。むしろ積極的に料理は嫌いです（できれば一生作らずに暮らしたいです）。そんな私がＳｔｅｐｈａｎ用の食事をわざわざ作るからには、必ず見えない（ここポイント）野菜が隠されています。例えば、マカロニチーズ（サツマイモ、人参、ブロッコリー入り）とか、ハンバーグ（玉葱、人参、ブロッコリー入り）とか、カレー（野菜とお肉までもフードプロセサーで形が無い）とか。それを全部小分け冷凍するので、我が家の冷凍庫は常にパンパンです。不用意に扉を開けると、雪崩状態で物が落ちてきます。その上最近Ｊちゃんがくれたのをきっかけに、韓国アイスクリーム（これがなかなか美味しいのです。そしてチョコレート味だけど、懐かしの韓国版パピコも見つけてしまいました）にはまってしまい、さらに我が家の冷凍庫には蟻が入る隙間もありません。

（写真１）餃子なんて作ったこと無かったんです。餃子＝買うものと思っていたし。ただ、日本の餃子は具にしっかり味がついていて美味しいのですが、カナダで売っている冷凍餃子は味が薄くてあまり美味しくないです。餃子をタレ無しで食べるＳｔｅｐｈａｎは、それを微妙に知っているので、こちらの餃子はあまり食べてくれません。しかし餃子は野菜も入っている食品なので、ぜひ食べてもらいたい。ということで、自分で餃子を作るはめになりました（皮の包み方は子供の時に母が作ったのを手伝ったことがあり、なぜか覚えていた。びっくり）。きっと私が日本に住んでいたら、一生餃子なんて作ることは無かったかもしれません。唯一の救いはＳｔｅｐｈａｎが沢山食べてくれたことです。あ～、これで食べてくれなかったら泣くところだったよ。もちろん残りは全部冷凍です。
後ろに写っているのもＳｔｅｐｈａｎ用ハンバーグ。当然冷凍して、後日煮込みハンバーグに変身します。

（写真２）香菜好きです。でも、絶対に食べきれないの。パセリや葱は刻んで冷凍できるのに、香菜はそうすると香りが飛んで美味しくないらしい。そしたらこんな保存法を見つけてしまいました。オリーブオイルに刻んだニンニクと一緒に漬けるだけ。
それから友人Ｍが数年前にお土産にくれた無印良品のにんにく醤油の素。使い終わったら、今度は自分でまた材料を入れて作ります。中身は、にんにく、昆布、鰹節、月桂樹、唐辛子。そこにお醤油をいれるだけ。今回はお酒とみりんも少々入ってます。結構、なんでも使えます。

（写真３－６）服は同じですが、今日です。雪がほとんどないにもかかわらず、少ない雪で遊びたいと言うので、またまた武装して外へ出ていきました。お天気は良いし、雪も無いけど、めちゃくちゃ寒いです～。残った雪は凍っているか、さらさらのパウダースノーになっています。

（写真７）いつもここで必ず蟻を探します。でも、あまりに寒いため虫など一匹も見当たりませんでした。「土の中で寒いからねんねしてるんだよ」と言うと、Ｓｔｅｐｈａｎは「むし、おきなさぁ～い」と土に向って叫んでいました。