夏風邪（泣）

ステファンは旅行から帰ってきてそのまま夏風邪突入です。熱は夜は３９度まで上がることもありますが、それでも元気にしています。いつも行ってる病院の先生はステファンは大好きだけど、同じ風邪薬をくれて終わりなので、今回は少し家から離れた違う小児科へ行ってみました。地元ではベテラン先生で、初診の患者だからなのか、いやに丁寧に診察が終わってから１５分ぐらいお話していて、ステファンはその間退屈で待合室と診察室で暴れていました。先生曰く

• 熱が出た時はきつい解熱剤を使うと脳症になるから駄目なこと。唯一使っていいのはアセトアミノフェン（タイレノール系）だけど、ほとんど効かないこと。熱が上がっている途中で使っても意味のないこと、熱は夜中１２時過ぎて上がりきってから、熱で眠れない時は睡眠をとらせる意味だけで解熱剤を使うこと。

• 熱が出た時は氷枕は頭痛を招くから絶対に使わないこと。冷えぴたなどでおでこを冷やしても熱なんか下がらないから意味のないこと。熱が出た時は、薄着で冷房をガンガンいれて皮膚から冷やすことでした。

ちょっと私が思っていた熱の対処法と違う～。前の先生は３８．５度以上の時に座薬を使ったら良いって言ったのに、今度の先生には止めとき～、脳症になるかもしれんやろって言われたよぉ。

もちろんカナダのタイレノール伝説なんて、恐れ多くて口にできなかったわぁ。

• そうそう、それと、子供は４歳までは寒気を感じないこと。ちなみに、寝ている間に子供が布団を蹴っているのを夜中再びかけ直すのは意味のないことだそうです。子供は女の子は中学ぐらい、男の子は高校生ぐらいに骨の成長が止まって、体温調節が安定するから、布団を蹴らなくなるとか。寒い時は布団は蹴らないのだから、布団を蹴ってるのは暑がっていることで、それを無理にかけ直すことは意味がないそうです。ふ～ん。。。私、夜中に起きては何度も布団掛けてましたけど。。。

• 面白い話では、病気の時は食べない方が早く治る！でした。食欲のない時に無理に食べさせると、体の中で病気と闘っているのに、そのエネルギーを胃腸の方へ取られてしまうこと。無理に食べて消化できなくて、嘔吐したりすることもあるので、食べて精をつけるというのは嘘だそうです。先生曰く、一杯のおかゆを食べさせるなら、水と糖分（角砂糖１個とか）を取らせた方が良いそうです。ブドウ糖の点滴と同じようなもの。ということで、ステファンも昨日からジュースとゼリーとお茶漬けだけ食べています。

などなど、ご丁寧に聞きもしないのにいろいろレクチャーしてくれました。なかなか母親には心強い先生でした。が、ステファンはいつもの優しいおじいちゃん先生の方が好きみたいだけどね。

ということで、４連休後半の予定（幼稚園のクラスのみんなと遊ぶイベント＆ポケモンの映画）はキャンセルでひたすら家にこもっています。とほほ。