Life is good (2006-2010) Archive



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Friday, October 2, 2009

初めて離ればなれになりました

ステファンはカナダで産まれたので、当然産まれた瞬間から母子同室でした。それから今まで一日たりとも離ればなれになったことはありませんでした。実家にいても、いつも「マミー、マミー」とマミーじゃないと駄目な子で、心配したのですが、ところがどっこい意外にも私が病院にいると納得した途端、あっという間にじぃちゃんとばぁちゃんのお世話に簡単に切り替わりました。今まで「マミー!!」と叫び続けていたのは一体何だったの?と言うぐらいの適応力を見せていました。とはいえ、最初の日に面会に来て帰る時は、「マミーも一緒に帰る」と泣き、エレベーターまで渋々行って、面会時間終了だったので、騙したようにエレベーターに乗せて帰ったので、ステファンはもちろん泣き叫び大暴れ(当然エレベーターが去った後も彼の泣き声は聞こえてきました)。母は病院の玄関の外で泣いて暴れるステファンを道端の隅で1時間なだめるものの、車に乗せて帰ることはできずに、結局弟を呼び出して病院まで来てもらってやっと3人で帰ったそうです。家に着いたのは夜の10時半頃。本当にご苦労様でした。
二日目からは、ステファンは「マミー、病院」と納得するようになり、帰るときも意外とすんなり帰っていきました。三日目になると、病院へ向かう前からばぁちゃんの元へやってきて、「おうちかえる、ゆびきりげんまん」と言っていたそうです。帰りもいつも「また一緒にあそぼうねー」とか「バイバァーイ!」と元気にあっという間に帰って行きました。
無事退院して、一日だけ実家で過ごすことができることになり、その夜はステファンに「明日マミーは病院でお泊まりしないといけないけど、ステファンはばぁちゃんとお家に帰らないといけないよ」と予防線を張るように説得すると、ステファンはまた顔をくしゃくしゃにしてわぁ〜んと泣きました。私も一緒に泣いたのですが、結局入院はしなくて良いことになり、あの涙は無駄になりました。ごめんよ、ステファン。ま、初めて離ればなれになってくよくよしていたのは子離れのできない母親で、ステファンは意外とけろっと大丈夫だったのでした。ちょっぴり寂しいけれど、家でめそめそ泣いているよりは心配をすることもなく、死ぬほど退屈な入院生活を無事終了したのでした。

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