

今日で幼稚園は一応お終い。幼稚園(と担任の先生)が大大大好きなStephanにとってはちょっと寂しい夏休みとなりそうです。夏季の預かり保育には入れるのですが、担任の先生と同じ顔ぶれのクラスメートと制服を着て通園などなどの毎日の習慣が無くなるのは、母としてはちょっぴり残念です。預かり保育は自由な遊びで私服で登園だし(預かり時間も皆ばらばら)、先生もいろんな先生で、学年もみんな一緒。それはそれで、いろいろなことを学んでくるとは思いますが。

幼稚園へ通いだして3週間でしたが、毎回びっくりするような成長を見せてくれました(家では全然成長をみせないのですが。。。あいかわらず偏食だし~)。きっと外の顔っていうのが彼にもあるのでしょう。プレスクールの時は登園拒否したStephanも、3歳児クラスは大好きで、毎日喜んで幼稚園へ行き、教室へ着くと、すぐに「ばいば~い!」と手を振って教室へ入って行き、お迎えに行けば、「帰りたくない」と私の顔を見たら逃げていく毎日

でした。本当にありがたいです。幼稚園に入れて本当に良かったぁ。
9月からまた沢山のお友達が3歳児クラスに入ってきます(今の時点で15人以上)。初めはたった5人のクラスで、ちょっと寂しいかな~と思いましたが、これが大正解でした。Stephanは特に手のかかる子のようで、先生が7月に入園してくれて良かったわ~と言っていました(苦笑)。人数が少ない分、一人一人気長にしっかり見てくれて、毎日送り迎えに行くと、何か新しいことがあれば先生が

すぐに報告してくれて、本当に良かったです。9月からはクラスメートの数も増え、Stephanも今までどおり先生を独り占めできなくなるので、ますます自立してくれるよう願います。私も先生とゆっくりお話しする機会もなくなるだろうしね。
1.お弁当は普段食べたことの無いものや普段食べてくれないものを一品入れるようにしています。それらを食べて帰ってきてくれることもあるので、彼の食べる食品の種類がちょっと増えました(今まで両手で数えられるぐらいの食品しか食べなかったので)。給食とお弁当の時は、果物は全くダメですが、野菜はちょっと食べれるようになりました。最後の日の給食メニューのカレーもきっと具は全部残してルーと御飯だけ食べて帰ってくるかと思いきや、野菜も全部食べたそうです。先生が意地悪(笑)してわざと沢山の野菜をStephanのカレーに入れたそうですが、全部食べたので先生も感激してくれました。これ凄い進歩ですが、家で野菜を出すと食べません(泣)。なぜ??家ではめちゃくちゃ栄養が偏った食生活をしているので(例えば、最近の彼のブームで朝昼晩パンだけとか)、逆に幼稚園に行って食べてくれるほうがいいです。
2.ボキャブラリーがかなり増えました。日本語を一杯覚えてきてくれます(でも他のクラスメートはみんなびっくりするほど上手にお喋りできます。まだまだですが、彼にとっては凄い進歩です)。きっと広東語は忘れ去っていることでしょう。。。旦那との会話が成立しません。ははは~。そしてよく歌を歌っています(同じところを何度も何度も繰り返し~)。先生曰く、Stephanは音楽がとっても好きなんだそうです。家ではそれほどでもないけどね。
3.幼稚園の荷物は思いのほか多いです。制鞄、靴入れ、プールバック、絵本鞄(中に体操服バックと預かり保育の時は私服も)、どれも3歳にしては結構重くて大きいです。最初は私が持ってあげていたのですが、クラスメートの子が荷物に埋もれながら自分で持って登園してくるので、私もStephanに持たせて歩かせるようになりました(って言っても、自転車置き場から教室までだけど)。幼稚園初日は荷物を持つのを嫌がったStephanもみんな持っているのを知っているのか、抵抗せずに自分で持って歩きます。教室に着いたら、先生に渡そうとしますが、先生がちゃんと「ロッカーまで持って行ってね」と言ってくれます。些細なことですが、嬉しい成長です。
4.これは最後の最後でできるようになったのですが、先生曰く、お着替えが自分でできるようになったそうです。幼稚園の制服を着るのは本当に行き帰りだけで、幼稚園に着いたらすぐ体操服に着替えます。初めは、「どうして体操服で通園したら駄目なんだぁ~、もったいない!」と言ってました。母が冗談で「着替えの練習ちゃうの~」と言うので、「ははは、まさかぁ~」と言ってましたが、なんかそんな気がしてきました。着替えの時、ボタンを自分で外し(ほとんど引きちぎるように)、ポロシャツを脱いで、ズボンを脱いで、体操服を着て、ズボンはちゃんと座ってから前後ろを確認して、先生に「足こっち?」と確かめながら、ちゃんと一人で履けたそうです。ズボンの履き方を教えたことはありませんが、きっと先生に根気よく教えてもらったのだと思います。先生も喜んで報告してくれましたし、私も嬉しいです~。そして、靴下も自分で履けますっ(でもかかとの位置は全く分ってないそうです)。今日は靴下はかかとが上でくしゃくしゃ、下着のシャツは表裏反対で着て帰ってきました。これも嬉しい間違いです(先生は自分でできたものは直したりしません)。でもやっぱり家では一人で着替えられません。袖を持って手伝ったりしてあげるとちょっと着替えることができますが、すぐ「できなぁ~い!」と言います。いずれにしても以前は全く人形状態だったので、小さな進歩です。9月に幼稚園に戻った時に着替えられなくなっていたら恥ずかしいしね~。着替えは夏休みの課題ということでっ。
5.最後の2日はトイレも失敗無しだったそうです。朝履いたパンツをそのままちゃんと履いて帰ってきました(帰った時はチョロッとしてたけどね)。トイレに行くのも、「先生、トイレ行くよ~」と一緒に誘い、大人用のトイレを指して、「先生はそこね~」と言い、自分が終われば先生のトレイの扉をドンドン叩き「先生、おしっこでたぁ~?」と言うそうです。ちなみに給食の時も先生のお皿を自分の横へ持って行き、「先生、ここ座って!」と座らせた後、その膝の上にちゃっかり座るそうです。。。かなり偉そうです。ははっ。でも、先生は可愛いと言ってくれるので、ま、いっか。
6.家では王様なStephan。自分の思い通りにならなければ、一瞬で切れます。ひっくり返って大泣きします(もちろん外出中でも路上でもおかまいなしです)。びっくりするほど些細なことで怒ります。でも、幼稚園では優しい面もあるようで、一生懸命繋ぎ続けたプラレールの線路をクラスメートが壊してしまった時(わざとじゃないよ)、「こわれちゃったね~。もう一回一緒に作ろう。」と言ったそうです。家では自分で作っていた途中でちょっとでも壊れると、折角作った物を全てをぶち壊して(投げたり)大泣きするのにね。
長々と書きました。これを数年後に読み返すのも楽しいだろうな。先生がいつもお迎えの時に「Stephanはこんなに偉かったんですよ~」って嬉しそうに教えてくれるのですが、その時に「せっかくですから書き留めておいて下さいね~(給食の野菜を全部食べれた記念とか)」って言うんです。ばっちり書いておきます。昔から紙に日記を書くのは3日坊主だったけど、BLOGは意外と続いたな~。
(写真)いつも通園の時は晴れるのですが、最後の2日間は雨でした(それも到着する頃には雨が上がる性質の悪いやつ)。いつもはササーっと自転車3分で到着する幼稚園も、汗をかきかき20分かけて歩きます。Stephanもとぼとぼと歩けるので、時間はかかるけど平気です。それよりね、本当に辛いのは、梅雨&すごい湿気で幼稚園へ着くと汗が滝のように流れることです。気持ち悪いよぉ~。Stephanの頭もびっしょり、汗をたらたら、可哀想です。日本は楽しいけど、この湿気だけはいただけません~。徒歩通学は勘弁して欲しいです。